先週火曜日にアメリカ コネチカット州で100人以上の人が合成麻薬の過剰摂取により中毒症状を起こしていると報道されている。
死者は今のところ出ていない。
「K2」や「スパイス」と呼ばれる合成大麻が出回っており、乾燥麻薬に人工化学物質が吹き付けられた物を吸ったり、べイボライザーと呼ばれる気化器で使用できるように液体として販売されていたよう。
合成大麻と呼ばれているがほとんどが非常に危険な人工化学物質でできており、大麻草は微量しか含まれていない。
金曜日の発表によると、この麻薬は「AB-FUBINACA」が主成分になっており、この化学物質はもともと2009年にファイザーで特許取得されたものだということだが、商業的または医療的な用途はないということで、謎が多い。
この事件で逮捕された3人の男は皆麻薬売買者として警察からも指名手配されていた容疑者3名だということがわかっている。
3人のうち1名の容疑者に関しては、特に金銭を要求せずに無料でこのドラッグを配っていたそう。
このドラッグの持続時間は短いが、急激に効果が出るものだったため、吸引した者にはすぐに中毒症状が現れたとのこと。中毒症状で運ばれたほとんどの患者は呼吸困難に陥り、応急処置が施された。
救助された患者の内数名は、再度ドラッグの効果を得るために現場となった公園に再び戻ったというから驚きだ。多い人だと5回もこのドラッグを接種した者もいたと報道されている。
問題の公園はコネチカット州の「ニューヘイブンパーク」と呼ばれる公園。今後も同じようなドラッグが出回らないか、警察は今でも慎重に捜査を進めている。

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